SEO対策の基本 定期的な更新


パソコンのトラブル解決なら岡山で1番の会社を経営していたIT経営コンサルタントの川上です。

グーグル(Google)のアルゴリズム変更であるペンギンアップデートやパンダアップデートに左右されにくいSEO対策の基本、4つ目は「定期的な更新」です。

これまでの記事でも何度か述べましたが、Googleはユーザー(検索者)にとって良いページを検索結果に表示したいと考えています。
だから、ユーザにとって役に立つちゃんとした内容(コンテンツ)のページを作ることが大切なワケです。

さて、そこで4つ目に出てくるのがWEBサイトの「定期的な更新」です。

検索エンジン対策では、一般的にサイト自体は新しいより古い、つまり運営期間の長いサイトの方が信頼性の高いサイトとして評価されます。
そのため、オールドドメインといって、以前他の誰かか使用していた(登録時期が古い)ドメインを買い取ってサイトを運営すると言う手法を積極的に提唱するSEO業者やドメイン販売業者もいます。

しかし、単にドメインの運用期間が長いというのはGoogleの評価の1つであって、それだけで十分なSEO効果があるわけではありません。
大事なことは、そのサイトが定期的に更新を行っているかどうか、と言うことです。

更新とは、サイト内に常に新しい情報を(出来れば定期的に)追加していくことです。内容は、新規ページの追加でも、既存ページの加筆修正でもどちらでも構いません。

常に更新されているサイトは、情報が新鮮なサイト(=ユーザーにとって役立つ可能性が高いサイト)だとGoogleは考えています。
なので、オールドドメインを取得して見かけ上の運営期間を長くするより、定期的にサイトの更新を行う方がSEOとしては効果があります。

私が勤め人時代のWEBディレクターの真似事みたいな業務をしていた10年以上前から言い続けている
WEBサイト(ホームページ)は作って終わりではなく、作ってからの運営が大事ですよ
と言うのは、SEO対策的にも大きな意味を持っているのです。

私が当時言っていた「運営が大事」と言うのは、サイトを見に来た訪問者に定期的に更新していることで新鮮感や賑わい感を出すことで、訪問者の心理に訴えて親近感の獲得や集客効果狙うと言うのが大きな理由でした。

現在では、WEBサイトを訪れる訪問者(ユーザー)を意識した運営を行うことは、結果的に検索エンジン対策にも繋がっているのです。
つまり、真面目に運営(更新)すれば一石二鳥と言うことですね。

最近のGoogleではサイトの更新頻度(情報の新鮮さ)の評価の加重が増えてきている様です。

WordPressxoops、MODXと言ったCMS(コンテンツマネジメントシステム)を利用していればとても簡単に、それこそブログを書くのと同じ要領で簡単にサイトの更新が行えます。
ますます更新時期や頻度は重要視されていくのではないでしょうか?

更新を定期的にと言うのは、人は思い付や他の作業の合間で更新作業をしているとついサボってしまうものなので、業務としてルーティン化しておくのが更新を続けるコツなのです。
毎週○曜日は更新の日、あるいは毎月○日は更新の日、と言うように決めておくのがポイントです。

ビジネスサイトで毎日と言うのは難しいかもしれませんし、業種や商材によって更新のし易さも違ってきますが、出来れば週1回、最低でも月に1回ぐらいは更新することをお勧めします。
下手なSEO業者に対策やコンサルを依頼するよりよっぽど確実で費用も安く済みます。

更新の内容として「ページの追加」と「内容の修正」のどちらが良いかと聞かれたら、私は「ページの追加(記事の投稿)」をお勧めしています。
ページ数が増えるということは、検索エンジンに登録される(「インデックスされる」と呼びます)ページが増え、サイト全体のアクセスアップにも繋がっていくからです。

ただし、記事の文字数の回で述べたように、極端に文字数の少ない内容の薄いページを量産するぐらいであれば、既存のページに加筆修正した方が良いでしょう。

あなたのWEBサイト、ちゃんと更新してますか?