SEO対策の基本 タイトルの設定


パソコンのトラブル解決なら岡山で1番の会社を経営していたIT経営コンサルタントの川上です。
グーグル(Google)のアルゴリズム変更であるペンギンアップデートやパンダアップデートに左右されにくいSEO対策の基本、まず第1はなんといっても「タイトル」です。

タイトルと言うのは、HTML(ホームページを記述する言語)でタイトルタグと呼ばれる<TITLE></TITLE>で囲まれた部分を指します。
ここに記述された内容がそのWEBページのタイトルになります。
タイトルは、Internet Explorerなどのブラウザでそのページを表示したとき、タブの部分に表示されます。

title_tag

また、検索結果にも、タイトルタグで設定した文章が表示されます。

seo_title

このタイトルに、検索結果で上位表示したいキーワードを含めるのがSEO対策の第一歩となります。
キーワードによっては、WEBサイトのタイトルを適切に設定するだけですぐに上位表示されたりする場合もあります。

実際、私のお客様や同業者のお客様の事例で、「プロの方に頼んで作ってもらったホームページが効果がないので見て欲しい」と言われてお客様のサイトをチェックしてみると、タイトルタグが設定されてないと言う嘘のようなホントの話もあったりします。
もちろん、そのサイトは検索しても検索結果に表示されません。
狙ったキーワードで表示されないだけならまだしも、WEBサイトのタイトル(この場合お店の名前ですね)で検索してもまったく表示されないと言う悲しい現実が起こります。
当然、WEBサイト(ホームページ)を作ってもビジネスへの効果は皆無です。

狙ったキーワードで表示されないのは、他の競合サイトととの相対的な評価になるので仕方ない面もあります。
がしかし、固有名詞とも言うべき自社の会社名やお店の名前で検索しても検索結果に表示されないと言うのは、少なくともプロの仕事ではありません。
(○○商店みたいに同じ名前のお店がたくさんある場合は通常のキーワードと同じく相対評価になりますが(^^;)

我々プロからすればあらためて言うまでもない基本中の基本ですが、WEBサイトの安く作ろうと「自称プロ」とでも言うべきの質の悪い安い業者に頼んだり、自分で勉強しながら頑張って作った場合などに、タイトルタグが設定されていないと言うケースが意外とあったります。
悲しいことにWEB制作業者の中には、料金は超一流なのに中身は三流以下と言う業者も少なくないのです。
タイトルタグの設定は、こうした業者を見分けるためのWEBサイトの制作を外注した場合のチェックポイントの1つとしても使えます。
(タイトルタグの設定はもちろん、後に挙げるタイトル設定のポイントを抑えた提案やアドバイスをしてくれるかどうかも重要です)

タイトルの設定は、WordPressなどのCMSや無料ブログを利用している場合は、管理画面で設定したサイト名や記事のタイトルが自動で設定されます。(プラグインを利用したりやテンプレートをカスタマイズすることで変更できます)
しかし、ホームページビルダーなどのWEB制作ソフトなどを利用して作ったWEBページの場合、自分でタイトルタグの設定をしておかないといけません。

また、タイトルタグにキーワードのみで、本当の意味でのタイトル(会社名やお店の名前など)が含まれていない場合は、いくらキーワードを設定しても意味がありません。
タイトルタグ設定の基本形は

キーワード+会社名(お店名)

です。
また、タイトルの設定にはいくつかのポイントがあります。

  • タイトルに、検索でヒットして欲しいキーワードを含める
  • キーワードは1つまたは2つ、多くても3つまでに絞る
  • キーワード以外に、WEBサイトのタイトル(会社やお店の名前)を含める
  • キーワードとページの内容が一致している
  • 自サイト内のWEBページでタイトルが重複しないようにする(ページ毎に異なるタイトルを設定する)
  • ブログなどの場合、記事タイトルがそのままWEBページのタイトルになることが多いので、記事タイトルを工夫する

上記を意識してタイトルを設定することで、目的のページを探すユーザだけでなく、実際にWEBページを見に来たユーザにもわかり易くなります。
グーグルは、ユーザにとって役に立つページを検索結果に表示したいと考えていますので、ユーザにわかりやすいタイトルを設定することは、SEO対策としても重要なワケです。

あなたの運営するWEBサイトのタイトルは大丈夫ですか?
せっかく作ったのにいまいちアクセス数が伸びない、検索しても結果に表示されないと言う場合は一度見直して見ましょう。